今日は強風。入り口の木蓮の花は、ここ数日で花びらを落とし、玄関までの石畳いっぱいに散らばっていました。とにかくどんどん落ちるので、掃除が面倒。だからといって、放っておいて、このまま肉厚の花びらを踏んでしまうと、つるっとスリップするのです。(バナナの皮を踏んだ時と似ているかも。)そんなわけで、土の上に花びらを寄せています。
この強風で、枝についている花は、1階からの目線では、上を見上げない限り、殆どなくなりました。そんな中で、一輪だけ、目の前まっすぐなところに咲いています。もう終わりかけの花ですが、きれいです。これから、このさき、芽吹きの季節がやってきます。
さて、前置きが多くなりましたが、今、ギャラリーでは、「中津漆器展」を開催しています。中津親子のお二人は、分業制で仕事をする輪島の職人さんでは、塗師にあたります。他にない驚くものをつくらなくてはと、大作に挑んでいらっしゃる一方、日常で使える、良質な器も手がけていらっしゃいます。
その中津さんのホームページです。
http://www.gategroup.co.jp/nakatsu/
銀梨地は本当に美しいです。秋草の水指の色合いは、時の作用で、どんどんと味わい深いものになっています。是非、ご高覧下さい。