毎年続いて15年目。「ゆきかうもの」展と「とおまわりふたふゆ」展。
今年はとりわけ寒く、纏う布が活躍する冬になりそうです。
染織iwasaki作。
夜明けの一刻一刻の美しさを織物に閉じ込めてしまいたいと生まれた「sunrise」シリーズ
15年間のハギレをちくちくと縫い合わせてつくったティーコゼー。膝掛け布。
ギャラリー展での「ゆきかうもの」展が、今回で終わりになるのは、染織iwasakiさんの新しいプロジェクトが始まるからなのです。私たちも楽しみにしています!
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そして同時開催の「とおまわりふたふゆ」
布きれ・やました 山下枝梨子さんの作品です。
質素で地味で素朴。だけど、長く使える、そんな布。こちらは「おじいちゃんの布」というタイトル。
身に纏うだけでなく、インテリアに使ったり、風呂敷になったり・・・。布は万能だから、ひとつの作品の中に書かれた用途も様々。
12月8日(土)まで開催しています。@ギャラリー工 http://www.ga-kou.com
おまけ:
ケヤキの葉っぱを箒で掃く音が朝の合図。
この景色を、日が暮れて、ギャラリーの看板を取りこむ時間に観るのも、近頃は面白いのです。
暗闇の中にホンノリとピラカンサの赤い実、欅の葉、そして空に月。
私の素人写真では説明のできない美しさです。