11月20日(日)まで開催中の、「渡部さん展」です。
昭和元年に生まれ、現在御年90歳。国語の先生だった渡部(わたなべ)さん。お元気で、今も読書会など開催され、お仲間に囲まれているそうです。
奥様が逝去されたことにより、高齢者住宅へお引越しされることを決めた折、書物の引き取り手として、狩野さんと出会いました。その狩野さんと、渡部さんの同僚だった加藤ご夫妻、渡部さんの弟さんとの交流がはじまり、一軒の家を片付けるという作業を経て、「渡部さん展をやりたい」ということになったそうです。
少年の頃の絵。絵画の裏に、「夢で拾った鳥」と記してありました。
隣にあるのは、「夏休み宿題幾何」。そっと頁をひらくと・・・。
書くため読むため眼鏡は大事。
渡部さんの蔵書の一部。誰かの手へ渡るようにと、販売をしています。
渡部さんの描いた絵と、記念ごとに発売されたピースの箱。
奥様の、ゆりこさんが大事に使われてきた足踏みミシン。ソ連製のティーセットなども。
斉藤友秋さんが、渡部さん展のために創ってくださった9章からなる音楽を、会場で流しています。
どうぞお出かけください。
主催の「本が育てる街・高円寺」のサイトはこちら。http://hon-machi.blogspot.jp/