GALLERY 工

常設カフェや落語会が続き、ブログの更新が滞っていました。

4月7日（木）まで開催中の " ENCRES JAPONAISES Ⅱ Japanese inks Ⅱ"展の様子です。日本のポップカルチャーや伝統、タトゥーの世界に傾倒しているAlexande Bodécotさんが、家紋、達磨等々をモチーフに、点描と線で描いた作品です。






新作の達磨のシリーズ


同じく家紋のシリーズ


バンドのzombie lolitaをモチーフにしたシリーズ。その他、yoyogi art galleryさんで展示をされた作品も展示しております。

どうぞお出かけくださいませ。

花曇りという言葉があるように、桜が咲いてから、どうも寒くて曇った天気が続いています。外でお花見するには寒すぎるなぁと思いながら、お散歩で、近所の桜の満開を眺めています。



ギャラリーからは桜は見えませんが、山吹の花が、今、満開です。去年は枝を切って咲かなかったので、今年は良いです。でも曇り＞＜

3月12日（土）まで開催中の「川村成　織のきもの展」です。会期中、天気が悪く、写真のホワイトバランスがあまり上手く出来ていませんが、悪しからずでお願い致します。





作家の川村成さんは1974年生まれ。京都芸術短大、京都造形芸術大学で染織を学び、川島織物を経た後、現在作家として活動中。京都に工房を構えています。
去年には、作品の充実に伴って、近代日本美術の先達も大いに活躍された「国展（※）」の新人賞を受賞されました。



前から個展を観て下さっている方には、随分シックになりましたねとお話しされる方も多く、大人っぽくなった川村さんの作品をご覧いただけると思います。
川村さんというよりも、川村クンという雰囲気で愛されていた木綿の着物もあります。
こちらは実際には絵羽で展示しています。お楽しみに。





是非お出かけください。お待ちしております。

おまけ：
3月になってから、晴れたり雨が降ったり、嵐になったり、曇ったり。
寒くなったり、暖かくなったり。なんだか忙しないです。
梅が終わって、木蓮が咲く季節になりましたが、背がずいぶんと伸びて、花が遠くなりました。



※国展ってな～に？のページを参照いたしました：
http://www.kokuten.com/whatiskokuten/2005information.html

初めての試みで、新高円寺のギャラリー工を飛び出し、上野桜木にある古い木造家屋・市田邸での展覧会を開催しました。週末は、丁度、藝大の卒展とも重なり、思っていた以上に沢山のお客様に観ていただく事ができました。

明治４０年築の建物で展覧会をさせて頂いて。
工芸作家の作ったものたちは、大事に使っていただくと、ずっと親しめるものだけど、今は新品で。

「お台所　冬やさい　春やさい」という親しみやすいテーマの中で、物を大事に使う、という心が行き交う経験が出来たことを嬉しく思います。





陶芸作家の尾山さんの御親戚が農家を営まれていて、スイトピーや野菜が届きました。



作品は、冬の寒さが愛おしく、来る春が待ち遠しい。

奥由起子さんの、白菜のバッグ。



こちらは白菜でも、福田真木子さんのガラスの照明。



写真よりも、目で見て頂いた方がもっと味わいを実感する、市村富子さんの、ふろふき大根。



尾山幸さんの蓮根の小皿。



正座をしながら展覧会を観るのも、なかなか楽しい経験です。障子の向こうにはお庭もあります。



南沢奈津子さんからは、自分で育てた安納芋も。こちらのお芋の売上は、毎年各地で起こる災害の義援金に全額寄付させていただきます。



南沢さんのお台所をテーマに作られた作品は、外側の器を温めれば熱燗に、氷を入れれば冷になるという、写真のようなセット。外側は、ミルクパン位の用途の小鍋としても使えますし、内側は冷水を御膳に出すときにも便利そうです。





お台所展恒例、作家のレシピコーナー。




是非お出かけください！

「お台所展　冬やさい・春やさい」

2016年
1月29日（金）30日（土）31日（日）
※2月1日（月）休廊日
2月2日（火）3日（水）

開場時間11時～18時
最終日のみ12時～17時

月曜休館の5日間です。最終日は時間が変わります。

市村富子（木　）奥由起子（テキスタイル）　尾山幸（陶）　福田真木子（ガラス）　南沢奈津子（金属）

会場：
市田邸
台東区上野桜木１－６－２
https://goo.gl/maps/8HVrSfCVM8x

2016年1月16日（土）～1月23日（土）まで開催中の「胸にかがやけ！バッヂ展　パート４」では、15名の作家による460点以上のバッヂ（ブローチ）が、ギャラリーの壁いっぱいに広がっています。気軽にプレゼントなどにお使いいただけるようなカジュアルな価格のものから、１点ものとしてクオリティの高い作品まで。コレクションして手の平の上で愛しんだり、身近に飾ったり、衣服につけたり…。いろいろな風にお楽しみください。



































2016年1月16日（土）～1月23日(土）
11時～19時（最終日は17時まで）

はっとりこうへい、堀水小夜、岩淵真理、片岡まみこ、永井佳奈子、中島真太、中村真、niina、西川 健太、岡田史、岡田敏幸、おーのもとき、大野麗子、高見沢美穂、田宮季奈　（アルファベット順）



http://www.ga-kou.com

12月17日（木）まで開催中の「工房風切　上野勝　江戸凧展」の会場スナップです。
先ずお出迎えするのは、NHK朝の連続ドラマ「あさが来た」の中で、幼少時代のあさちゃんが、凧を持って木登りをしているシーンに上野さんが出品した、助六の図柄の凧です。（展示のものはサイズを変えたものです。あのシーンでは、お転婆なあさちゃんが凧を破いてしまいましたものね。キャラクターを表現する楽しいシーンでした。）


スナップ写真ですと、スポットライトの色がかかっていますが、色鮮やかな世界です。









大きな凧、小さな凧。



江戸錦絵凧を独学、手作りで再現する「工房風切」上野勝さんの個展です。 構造は真竹を削り出す骨作りから始め、絵は大胆に墨書き後、着色やボカシで鮮やかに仕上げていきます。

是非、ご高覧ください。